ぼくも含め、知り合いのデザイナー間でも意外と活用していないIllustratorスポイトツールの便利機能。
先日、入社したばかりの若いデザイナーの子にスポイトツールの便利っぷりを教えてもらい、目からうろこ状態です!長年現場にいる人ほど、知らない&使っていない便利機能が多いのかもしれませんね(;・∀・)
ということで、せっかくなのでIllustratorのスポイトツール便利機能をまとめてみました。
スポイトツールの基本的な使い方
Illustratorのスポイトツールは、オブジェクトの塗り・線などのアピアランス属性やカラー属性をコピーすることができます。コピーした属性は、選択したオブジェクトに適用されます。
線のみ or 塗りのみを抽出
ツールパネルで上になっている方(アクティブな方)のカラーを抽出します。その際、線幅情報はコピーされません。
テキストの色のみを抽出
普通にスポイトツールを使うと、フォント情報(フォントの種類・サイズ・ツメ情報等)まで反映されてしまいます。shiftを押しながらスポイトツールでクリックするとカラーのみを抽出することが出来ます。
スポイトツールに情報を記憶させる
Illustratorのスポイトツールは、実は直前に抽出した情報を記憶しています。そしてその記憶した情報を適用したいオブジェクトを、opthionキーを押しながらクリックすることで反映することが出来ます。(Windowsの場合はAltキー)複数のオブジェクトを変更したい時にとても便利です。
まとめ
意外と使いこなせていないスポイトツール。shiftやoption、Altキーで結構なことができちゃうことに驚きです。
特に最後のスポイトツールが情報を記憶している、というのは全く知らなかったです・・・。
確かに長年現場にいる人ほど、知らない&使っていない便利機能が多いかもしれませんね。日々勉強が必要なようです・・・(TдT)